12月17日に、GID ProudとPROUD LIFEの共催で
公開講演会「性ホルモンの仕組みと治療~性同一性障害(GID) の治療のために」
を開催しました~!!
GID Proudは、普段は、栄のコミュニティスペース「rise」を使って15人~20人くらいで集まっていますが、 今回は、一般の公共施設を使った講演会。
どれくらい集まるか心配でしたが、なんと38名も来てくれました~!!
テーマは性ホルモンの仕組みとGIDのホルモン療法について
ホルモンの仕組みって、意外と知らなかったりするので、基本から学びながら、
性同一性障害のホルモン療法について考えようって企画でした。
たとえば、MTFの場合、エストラジオールなど女性ホルモンを投与するのですが、そうすると、女性ホルモンが直接身体に作用する効果の他に、脳下垂体に作用して、男性ホルモンを抑制するように働く効果があるんです。
ですから、男性としての機能が失われるんですね~。
それから、黄体ホルモン(プロゲステロン)の使用は、乳腺の発育を促すために使用するのですが、これはエストロゲン(卵抱ホルモン)とは別モノ。
仮にエストロゲンを2種類使用したとすると、量は半分にしないといけないのですが、黄体との併用は、そうではないそうです。
ま、これも血液検査などをしながらよく主治医さんと相談しないといけませんよ。
くれぐれも個人輸入など自己流でしないでくださいね。
また、FTMの場合、ホルモンを中断すると、月経が再開したりするのですが、
MTFの方が不可逆性は強いのだそうです。
あとは、思春期前の当事者へのホルモン療法と課題についてなど、いろいろお話はひろがりました。
質問タイムでも、具体的な質問がいろいろ出され、当事者にとってわかりやすいないようだったのではないでしょうか?
医療関係のテーマだったこともあり、お医者さんもたくさんおいでいただきました。
東京からも当事者の方にきていただいて、GID Proudだんだんメジャーになってきました !
そして、終わった後の懇親会は、Queer+sでトランスクリスマス!
たくさんご参加いただきありがとうございました。
やっぱり、普通の居酒屋さんなどで交流するより、なんでも気軽に話せて、好評でした。
GID Proud代表の安間優希がオーナーのダイニングバー「Queer+s」は、これからもGID Proudはじめセクマイの活動と交流の場になるよう頑張りますので、よろしくお願いします~
■Queer+s